言語学

【音声学】音声学の用語一覧集

音声学に関連する用語をまとめておきます。

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【IPA/国際音声記号】-IPA/こくさいおんせいきごう-(International Phonetic Alphabet)

音声学の分野で最も広く使われている音声記号。国際音声学協会(International Phonetic Association)が1888年に発表して以来、以後改訂を繰り返して現在に至る。》詳細

【アクセント】-あくせんと-(accent)

それぞれの語において際立たせて発音するところ、または発音の様。「高さ・長さ・強さ」などを用いて際立たせる。日本語のように「高さ」を使用する〈ピッチアクセント〉と、英語のように「高さ・長さ・強さ」などすべてを用いる〈ストレスアクセント〉に分類することがある。また、日本語では語によって際立たせる箇所が様々であり、これを〈自由アクセント〉と呼ぶ。一方で、常に語中の特定の箇所を際立たせることを〈固定アクセント〉と呼ぶ。

【イントネーション】-いんとねーしょん-(intonatin)

文や発話全体の音の高さのパターンのこと。イントネーションをIPAで表すのは不十分であるため、現在ではToBIと呼ばれる記述方法が採用されている。

【音象徴】-おんしょうちょう-(sound symbolism)

ことばの音形(音または文字)と意味の間に直接の関係があること。〈言語の恣意性〉の反論としてよく挙げられることがある。日本語の場合では〈オノマトペ〉という現実世界の音や様態を模した語彙が代表例。

【音声学】-おんせいがく-(phonetics)

人言語の音声を研究する分野。言語学、生理学(解剖学)、物理学、脳科学など幅広い学問にまたがる。人言語の「音声を発する」「音声が空気中を伝播する」「聞き手が音声を知覚・理解する」という3つのステップに注目し、前から〈調音音声学〉〈音響音声学〉〈聴覚音声学〉が担当する。》詳細

【音変化】-音変化-(sound change)

時間の経過とともに言語の音が変化すること。言語の恣意性によって生じる。変化のタイプを大まかに分類すると、〈音消去〉と〈音添加〉がある。

【気流機構】-きりゅうきこう-(airstream mechanism)

音声を発するための空気の流れを生み出す仕組み。〈排気流機構〉〈軟口蓋気流機構〉〈声門気流機構〉の3種類がある。

【子音】-しいん-(consonant)

口の中で気流が何かしらの接触・阻害を受けて作られる言語音。》詳細

【声調】-せいちょう-(tone)

単語の意味の区別のために使われる〈ピッチ〉のこと。》詳細

【調音】-ちょうおん-(articulation)

口内や唇を動かして言語音をつくること。この調音の位置・仕方で言語音を分類する。》詳細

【超分節音】-ちょうぶんせつおん-(suprasegmental)

1つ1つの分節音がもつ特徴のこと。そのことから〈超分節的特徴〉と呼ばれることもある。》詳細

【テンス・ラックス】-てんす・らっくす-(tense・lax)

調音器官の筋肉が緊張の度合いが強い状態で調音された音をテンス(緊張)、弱い状態で調音された音をラックス(lax)という。主に母音に対して使うのが一般的で、〈緊張母音(tense vowel)〉と〈弛緩母音(lax vowel)〉がある。》詳細

【二重調音】-にじゅうちょうおん-(double articulation)

1つの子音を調音する際、子音によって2箇所の調音器官で気流を(同程度)に影響を与えることがある。その調音、または子音を二重調音という。

【分節音】-ぶんせつおん-(segment)

人言語で節々に分けられる最小単位の音。IPAの記号1つで表される言語音のこと。子音と母音からなる。》詳細

【母音】-ぼいん-(vowel)

空気が声道を経て口から出るまでの間、調音器官に阻害されずに作られる言語音のこと。舌の高低位置、舌の前後位置、唇の丸さ、舌の緊張度合いなどからさらに分類される。》詳細

 

 

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