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言語学

【音声学Ⅲ】言語音の分類(超分節音/分節音/母音/子音/半母音)

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この記事では、「言語音の分類」について簡単に扱います。

〈音声学〉とは、人間の言語に使われている音がどのように作られ、どのように空気中を伝播し、どのようにして聞き取られ理解されるのか、を研究する学問です。

その基本として、「言語音にはどんな音の分類があるのか?」ということを知っておくことで、今後の音声学の理解に役立つはずです。

今回は簡易的ではありますが、当サイトの音声学の記事で扱っていく「音たち」の自己紹介をしていきます。

今回のテーマ言語音の種類・分類

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【図解】言語音の分類図

言語音の分類は複数の方法がありますが、現代アメリカ英語を対象とした場合、次のような分類を提示することができます。

【音声学】言語音の分類

全体像は以上の通りですが、以下でそれぞれ個別に見ていきたいと思います。

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分節音(Segments)について

言語音は、最初の分岐点で「分節音vs超分節音(的特徴)」という2種類に分かります。

そのうち、前者の〈分節音〉とは、「節々に分けられる最小単位の音」のことを指します。IPA(国際音声記号)と関連付けて言えば、「IPAの文字1つで表される言語音」です。

この点に関して注意事項があるので後述します。

要は、(現代アメリカ英語においては)〈母音〉と〈子音〉と〈半母音〉のことです。

〈調音音声学〉においては最も基本的な音として扱われます。

補足説明:綴り字と混合しないように注意

〈分節音〉は、「IPAの文字1つで表される言語音」と表現することができますが、綴り字(スペル)とは別問題です。

というのも、紆余曲折あり、現代アメリカ英語では、綴り字と発音は完全に一致しないからです。

以下のチャートをご覧ください。

単語アルファベットの数IPA (IPAシンボルの数)分節音の数
cat3 (c/a/t)[kæt] (3)3
knot4[nɑt] (3)3
book4[bʊk] (3)3
knock5[nɑk] (3)3
through7[θɹu] (3)3

このように、現代アメリカ英語では、「1つの音は1つのアルファベットで必ずしも表されるわけではない」というのが現状です。

この問題点を解決するために考案されたのが〈IPA〉であり、このIPAシンボル1つは1つの〈分節音〉を表します。

IPAについてはこちら

更新予定

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母音(Vowels)について

母音に関しては、別記事で詳細に取り上げる予定なので、今回は大雑把にしか扱いません。

〈分節音〉に含まれる言語音の1つが〈母音〉です。

色々と特徴や分類を説明することはできますが、今回は子音との対立点を意識して、以下のように説明しておきます。

母音口の中で気流が妨げられることなく発せられ調音される言語音

母音に関する詳細記事

 

更新予定

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子音(Consonants)について

子音に関しては、別記事で詳細に取り上げる予定なので、今回は大雑把にしか扱いません。

〈子音〉に関しtメオ色々と特徴や分類を説明することはできますが、今回は母音との対立点を意識して、以下のように説明しておきます。

子音声道・口内で何かしらの妨げや閉塞を被って調音される言語音

子音に関する詳細記事

更新予定

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半母音(Glides)について

半母音に関しては、別記事で詳細に取り上げる予定なので、今回は大雑把にしか扱いません。

〈半母音〉とはその名の通り、以下のように説明できます。

半母音母音と子音の特徴を半分ずつ持った言語音

調音方法に関しては母音の特徴を持っていますが、単独で音節を形成しないという点では子音の特徴を持っています。

すなわち、「音声学的観点から見れば母音であるが、機能的観点から見れば子音である」という特徴をもっているのが〈半母音〉です。

 

半母音に関する詳細記事

更新予定

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超分節音(Suprasegmentals)について

超分節音に関しては、別記事で詳細に取り上げる予定なので、今回は大雑把にしか扱いません。

今までの話は全て〈分節音〉に関するものでしたが、言語音には〈分節音〉ではないものが存在します。それが〈超分節音〉です。

〈超分節音〉は、その名の通り「分節音を超えた音」です。1つ1つに分けられた音ではなく、「とある特徴」を持った音のことを指します。

その「とある特徴」とは、以下のようなものがあります。

超分節音が持つ特徴

  • 長さ(length)
  • 音高(pitch)
  • 強勢(stress)

このような特徴を持った言語音が〈超分節音〉です。

超分節音に関する詳細記事

更新予定

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全体のまとめ【言語音の分類】

今回は、言語音の分類・種類について見てきました。

【音声学】言語音の分類

  • 分節音
    「節々に分けられる最小単位の音」のこと。または「IPAの文字1つで表される言語音」
  • 母音
    口の中で気流が妨げられることなく発せられ調音される言語音
  • 子音
    声道・口内で何かしらの妨げや閉塞を被って調音される言語音
  • 半母音
    母音と子音の特徴を半分ずつ持った言語音。または「音声学的観点から見れば母音であるが、機能的観点から見れば子音である」というという特徴を持った言語音。
  • 超分節音
    指定された特徴を持つ言語音のこと

 

個別の言語音については、別途記事で詳しく取り上げます。

 

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