forとduringの違い|時間・期間での使い分けを例文で解説

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forとduringの違いを時間の長さと出来事の中で対比したサムネイル
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I studied for three hours. は言えるのに、*I studied during three hours.* は不自然です。反対に、My phone rang during the meeting. は自然でも、for the meeting に替えると「会議中に電話が鳴った」という話にはなりません。どちらも日本語なら「〜の間」と言えそうなのに、英語では同じ前置詞にできません。

この記事では、時間を表す for と during だけにしぼり、for three hours と during the meeting の違いをたどります。

先に結論を言うと、for は出来事が続いた長さを測り、during は別の出来事の中に起きたことを置く語です。英語は、日本語の「〜の間」がまとめてしまう二つの見方を分けています。

「三時間」と「会議中」を同じ動詞で比べながら、長さと場面のどちらを言いたいのかを確かめていきましょう。

for と during は、何を「間」として見ているのか?
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「後ろが時間の名詞か」で決めようとすると、途中で迷う

for の後ろには期間、during の後ろには出来事の名詞、と覚えると最初はうまくいきます。three hours は長さ、the meeting は会議という出来事なので、I waited for three hours. と I waited during the meeting. を分けられるからです。

けれども lunch、summer、vacation のような語では止まります。summer は三か月ほどの長さでもあり、その夏に起きたことを置く背景にもなります。語そのものに for / during の札が付いているわけではありません。

We talked for an hour. と We talked during lunch. を比べてください。どちらにも talked がありますが、前者が答えるのは「会話はどれくらい続いたか」、後者が答えるのは「いつ話したか」です。名詞の種類ではなく、その名詞を長さとして使うのか、出来事の枠として使うのかが分かれ目です。

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for は、出来事に「どれくらい」を足す物差し

I waited for ten minutes. で for が示すのは、待つことが十という数字を持ったことではありません。待つという出来事が、十分間続いたという幅です。for は出来事の中身より、時間軸のどこまで続いたかを測ります。

forが時間の長さを測りduringが出来事の中を表すことを比べた図
for は続いた長さを測り、during は出来事の内側を指します。

だから for の後ろには、ten minutes、two days、a long time のように、幅として数えたり見積もったりできる表現がよく来ます。It rained for two days. なら、雨がいつ降ったかではなく、二日間続いたことを言っています。

ここで大切なのは、for が「時間なら何でも受ける」わけではないことです。この用法の for が必要なのは、文に長さを足したいときです。目的を表す for や、相手を表す for と混ぜないようにしましょう。

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during は、出来事を一つの枠にして「その中」を指す

My phone rang during the meeting. の meeting は、電話が鳴った瞬間の長さを測るためにあるのではありません。会議という始まりと終わりのある場面を用意し、その内側に「電話が鳴った」を置いています。

during は「どの出来事の最中に起きたか」を指定する語です。この見方は、場所を容器の中として捉える in・on・at の前置詞 の感覚ともつながります。meeting、movie、vacation、class のように、ひとまとまりの場面として思い浮かべられる名詞が後ろに来やすいのはこのためです。

ただし during は「ずっと」を意味しません。I checked my phone during the movie. は、映画の最初から最後までスマートフォンを見続けたという意味ではありません。映画という枠のどこかで、その行為が起きたということです。長さを言いたいときは for に戻ります。

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同じ動詞でも、視線を替えると前置詞が替わる

for と during の差は、別々の例文を暗記するより、同じ動詞で比べるとはっきりします。

話していること
We talked for an hour. 会話が一時間続いた。
We talked during lunch. 昼食という場面の中で話した。
It rained for two days. 雨が二日間続いた。
It rained during the trip. 旅行という出来事の中で雨が降った。
時間の長さならfor、出来事の中ならduringを選ぶ流れを示す図
「どれくらい続いたか」と「どの出来事の中か」を先に分けます。

迷ったら、日本語の「〜の間」をいったん忘れて、文に二つ質問してください。どれくらい続いた?なら for、どの出来事の中で起きた?なら during です。これなら vacation や lunch のように、長さにも場面にもなれる語でも、文ごとに選べます。

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while は「出来事の枠」ではなく、二つの文を並べる

「〜している間」と言いたいとき、while も候補になります。ここで見るべきなのは日本語訳ではなく、後ろに何を続けるかです。during の後ろには名詞、while の後ろには主語と動詞を含む節が来ます。

duringは名詞、whileは文を後ろに取ることを比べた図
during は場面の名詞を、while は進行する文を後ろに取ります。
後ろの形で確認する
during the movie:名詞
while I was watching the movie:主語と動詞を含む文

During I was watching the movie. が言えないのは、during の後ろに文を置こうとしているからです。while the movie だけで落ち着かないのは、while が結びたいもう一つの動きがまだないからです。似た日本語訳から選ぶのではなく、何をつなぐ語かを見ます。

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日本語の「〜の間」は、英語では一つの選択ではない

日本語では「三時間の間」と「休暇の間」が同じ「間」で言えます。英語はそこで、前者を時間の幅、後者を出来事の中として言い分けることがあります。翻訳を一語ずつ対応させようとすると迷いやすい理由はここにあります。

日本語の「〜の間」が英語ではforとduringに分かれることを示す図
英語では、長さを言うか出来事の中を言うかを分けて表します。

英作文では、まず「この文で足したいのは長さか、場面か」を決めます。そのあとで for three hours、during the vacation、while I was on vacation のように形を選ぶと、丸暗記より安定します。

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まとめ:for は長さ、during は出来事の中

for three hours は、勉強や待つことがどれくらい続いたかを測ります。during the meeting は、会議という場面の中で何が起きたかを示します。for と during の違いは、どちらも「間」かどうかではなく、長さを言うのか、出来事の中を言うのかです。

forが時間の長さを測りduringが出来事の中を表すことを比べた図
同じ「間」でも、for は物差し、during は出来事の枠として捉えます。
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FAQ

during two hours は使えませんか

two hours はふつう出来事の名前ではなく時間の長さなので、for two hours を使います。a two-hour meeting のように出来事として名づけるなら、during the two-hour meeting のように言えます。

for the vacation は during the vacation と同じですか

同じとは限りません。during the vacation は「休暇という場面の中で」を言います。一方、休暇の長さを言いたいなら、for two weeks のように長さを明示する形が最も分かりやすいです。

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