金曜納品のレポートを作っている途中で、海外の取引先から「地域別の分析も追加できますか」と頼まれた。関係を悪くしたくなくてOf course.と答えたものの、元の付録まで仕上げる時間が足りない。そんな場面では、引き受け方を決める前に確認したい条件があります。
この記事では、受託レポートへの地域別分析の追加を例に、確認、二案の提示、選択の言い直し、変更記録までを英語の作例つきで練習します。そのまま使える確認文と、条件を落とさない言い方が分かります。
確認してから返したいのに英文が出ない方は、ベストティーチャーの自作文と添削で、書いた文を添削からSpeakingまで使えるか試してみましょう。
追加依頼の英語は「即答」より先に、範囲・納期・費用をそろえて示す
締め切り前に追加を頼まれると、断ったら関係が悪くなりそうで、つい引き受けてしまいがちです。
- 追加依頼にOf course.と即答し、後から納期が足りないと気づく
- 「少し直して」が元の修正なのか、新しい追加なのか判断できない
- 納期や費用の条件を英語で伝えると、角が立ちそうで言えない
- 相手の「それでお願いします」が、どの条件を指すのか曖昧なまま進めてしまう


結論をお伝えします。追加依頼への返答は、できる・できないの二択だけではありません。元の範囲を確かめ、作業・納期・費用をそろえた案から、相手に選んでもらう形にできます。条件を明らかにすることは、相手にとっても予定を立てる材料になります。
- 返答の前に、依頼が元の合意に含まれる修正か、新しい追加かを照合する
- 追加なら、残す作業・納期・追加費用をそろえた二案を示す
- 相手が選んだ案は三条件を読み返し、確認を得てから記録する
- 案はあるのに英文で条件が抜ける人は、書いて話す練習で補える
この記事の会話・日程・金額は学習用の架空設定です。提示する案は社内承認済みとし、権限を超えた値引きや前倒しをその場で約束する例にはしません。
返答する前に、追加なのか合意済みの修正なのかを確かめる
「少し直してください」と言われても、元から含まれている作業を直す話と、新しい分析を増やす話では、確認すべきことが違います。小さな依頼に聞こえるかどうかではなく、何を作る約束だったかから始めます。
「追加ですか」と聞く前に、元の成果物を照合する
今回の元の合意は、「全体傾向の分析と付録を、金曜17時JSTまでに提出する」です。そこへ地域別分析を求められました。まず、合意した作業一覧や過去の確認を読み、地域別分析がすでに含まれていなかったかを確かめます。
| 依頼の例 | 先に確かめること | この例での進め方 |
|---|---|---|
| 付録にある数値の転記ミスを直してほしい | 元の作業に含む付録の誤記修正か | 合意済みの修正として、内容と対応時刻を確認する |
| 合意にない地域別分析を新たに付けてほしい | 新しい集計・分析が必要な追加か | 変更する範囲・納期・費用の案を作る |
| 「詳しい分析」とだけ記載されていた | 双方が地域別まで含むと考えていたか | 含む・含まないを即断せず、認識を合わせる |
合意済みの付録の誤記を直すだけなら、追加費用の話へ飛ぶ理由にはなりません。一方、「前に話したと思う」と言われた地域別分析を、自分の記憶だけで追加と決めるのも早すぎます。依頼の名前より、必要な作業と元の合意を照合します。
英語では、相手の認識をこんなふうに尋ねられます。
確認ですが、地域別分析は合意したレポートへの追加ですか?
相手の答えによって、次の一手は変わります。
- Yesの場合:条件変更の相談へ進める
- Noの場合:元の合意のどの部分を指すのか聞き直す
質問文を送っただけで、自動的に「追加」と確定するわけではありません。
範囲が曖昧な間は、確約する時点を明確にする
元の範囲を確認する前に「金曜で大丈夫です」と言うと、地域別分析も含む納期として受け取られかねません。まだ確認が必要なら、その順番を伝えます。
日程を確約する前に、合意した範囲を確認させてください。
この文で保留しているのは、依頼への関心ではなく日程の確約です。何を確認するために時間が必要なのかが分かれば、相手も返答を待ちやすくなります。連絡を返せる時刻まで確保できたら、それも添えましょう。

図では、合意済みの修正、追加、まだ不明の三つに分けています。
- 合意済みの修正:内容と対応時刻を確認する
- 追加と確認できた:次の二案へ進む
- まだ不明:英語の言い回しを整えるより先に、職場で元の合意を確認する
二案の中身を決められても、交換条件を英文にまとめにくい方は、ベストティーチャーのWritingと人の添削で、架空の範囲・納期・費用を自分の返答として書き、条件の伝わり方を見直してみましょう。
二つの案は、残す作業・納期・追加費用をそろえて示す
地域別分析が新しい追加と確認できたら、どの条件を変えれば対応できるかを用意します。今回の社内承認済みの案は、次の二つです。金曜と翌週火曜は双方が同じ日を指している設定で、時刻は日本時間です。
| 案と作業範囲 | 納期 | 追加費用 |
|---|---|---|
| A:全体傾向の分析+地域別分析。付録は外す | 金曜17時JSTまで | なし |
| B:全体傾向の分析+付録+地域別分析。両方残す | 翌週火曜17時JSTまで | 200米ドル |
どちらも全体傾向の分析は残ります。Aは付録を地域別分析へ置き換えることで元の納期を守り、Bは付録も残す代わりに納期と費用を変える案です。200米ドルは元の代金に加わる学習用の金額で、分析業務の相場や推奨料金ではありません。
元の納期を残す案には、代わりに外す作業を添える
「地域別分析を金曜に渡せます」だけでは、付録もそのまま付いてくると思われるかもしれません。A案は、付録と置き換える条件まで同じ説明に入れます。
付録と置き換えれば、金曜午後5時(日本時間)までに地域別分析を含められます。追加費用はありません。
if we replace the appendixは、おまけの説明ではありません。この条件があって初めて金曜の案が成り立ちます。声に出すときも、金曜と言ったところで話を終えず、置き換える作業まで続けましょう。
相手が付録も必要だと答えたら、B案の三条件をまとめて返します。
相手:Can we keep the appendix too?
付録も残せますか?
担当者:With both sections, we can deliver by 5 p.m. JST on the following Tuesday for an additional USD 200.
両方の節を含める場合は、追加200米ドルで、翌週火曜午後5時(日本時間)までに納品できます。
ここでのboth sectionsは、直前まで話していた付録と地域別分析です。全体傾向の分析を外すという意味ではありません。会話の前提がずれそうなら、both sectionsの部分をthe appendix and the regional breakdownと、二つの名前で言い直すと明確です。
「残せます」とだけ答えてから日程を後出しするのでなく、付録を残すと火曜になることと追加200米ドルを一緒に伝えます。相手が選ぶ前に、選んだ結果が分かるようにするためです。

図では、Aの付録除外とBの付録維持に、それぞれの納期・費用が結び付いています。「急ぐか、詳しくするか」という抽象的な好みでなく、何を受け取り、いつまで待ち、いくら追加になるかを比較できます。
相手の優先順位を聞いて、実行できる案へ絞る
二案を示しても、相手が迷うことはあります。そのときは、今回何を優先したいかを聞きます。
今回の納品では、金曜の期限と両方の節を残すことのどちらが優先ですか?
相手の答えごとに、確かめることを分けておきます。
- 「金曜が必要」:付録を外してよいかまで確かめてAへ進む
- 「付録も地域別分析も必要」:火曜と追加費用を受け入れられるか聞いてBを検討する
優先順位が分かることと、案の全条件に合意したことは別です。


もし「金曜で、両方とも必要。追加費用も出せない」と返ってきたら、いま用意した二案では満たせません。そこで、承認されていない第三案を作って約束する代わりに、確認して返答する時刻を伝えます。
その条件はチームに確認する必要があります。明日正午(日本時間)までに返答します。
この作例の正午は、確認と連絡の時間を取れる設定です。約束しているのは返答であり、金曜の追加作業ではありません。相手の希望は「確認中」に置き、決まっていない条件を合意済みの案へ混ぜないようにします。
「金曜にできます」の後で置換条件を落としやすい方は、自作文の意味を添削後に照合し、Speakingでも範囲・納期・費用を残せるか、ベストティーチャーで練習してみましょう。
ベストティーチャーで、条件を落とさず書いて話す練習をする
ベストティーチャーは、既存トピックの問いへ自分で英文を書き、講師との最大5往復のやり取り、人による添削・解説、Training、25分のSpeakingへ進むオンライン英会話です。通常コースには約1,000のテーマがあり、日常生活や仕事に近い場面から練習できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 練習の流れ | Writing(講師と最大5往復)→ 人による添削・解説 → Training → 25分のSpeaking |
| 題材 | 通常コースに約1,000のテーマ。既存トピックの問いへ自分で英文を書く |
| 料金 | 通常コースは月額12,000円(税込) |
| 回数 | Writing・Speakingの月内回数は無制限。同時進行はWriting 3件、Speaking 1件まで |
| 無料体験 | Writing 3回・Speaking 1回。期限なし・支払い情報不要・自動有料移行なし |
| 注意点 | 体験の題材は自動選択で、希望のテーマを選べない場合がある |

概要図でつないでいるのは、自分で書いた条件付きの返答と、それを話す練習です。提示できる案は決まっているのに、英文へまとめると条件が抜ける人に、この工程が役立ちます。納期や料金を講師に決めてもらうのではなく、決めた内容を英語で伝える準備として使います。
- 提示できる案は決まっているのに、英文にすると条件が抜ける人
- 自分で書いた返答を、人の添削で意味まで確かめたい人
- 書いて直した文を、Speakingで声に出して使いたい人
- 実際の納品仕様書をアップロードして直してもらう形式ではない
- 納期や料金を講師に決めてもらうサービスではない
- 職場で三条件を落とさず話せて、相手役の練習もできるなら、添削を追加しなくても取り組める
既存トピックで自分の返答を作り、条件の掛かり先を読む
通常コースでは、近い仕事や依頼のトピックを選び、その問いに沿って架空の状況を自分の英文で説明します。実際の納品仕様書をアップロードして直してもらう形式ではなく、講師とチャットで英文を作る形式です。
- Writing:A案の置換条件と、B案の追加費用・新しい納期を書く
- 添削・解説:原文と比べ、条件がどの案に掛かるかを確認する
- Training:添削後の英文と生成音声で、条件の区切りを声に出す
- Speaking:同じ内容を話し、不明だった添削理由を質問する
たとえばA案の文からif we replace the appendixがなくなると、「地域別分析を金曜に出せる」という部分だけが残ります。原文と修正を比べるときは、丁寧さだけでなく、付録を外す前提が伝わるかを見ます。B案なら、additionalが消えて200米ドルが総額のように読めないかも確認したい点です。
公式のWriting説明では、原文・添削・解説を比較でき、不明点をSpeakingで質問できると案内されています。意味の確認に迷ったら、「付録を置き換える場合だけ金曜にできる、と伝えたい」と意図を添えて質問してみましょう。
添削後は、三条件のメモだけで返答してみる
Trainingでは、次の練習が使えます。
- 添削内容の確認
- 生成音声に合わせる音読
- シャドーイング
- ディクテーション
文を見ながら言えたら、次は自分の練習として、全文を隠して三条件のメモから言い直してみてください。
- 範囲:全体傾向は維持。付録を地域別分析へ置換。
- 納期:金曜17時JSTまで。
- 追加費用:なし。
このメモを見て、長い一文が言いにくければ二文に分けても構いません。たとえば、次の形でも三条件を保てます。
付録を地域別分析に置き換えれば、金曜午後5時(日本時間)までに納品できます。追加費用はありません。
一方で、We can deliver on Friday.だけに縮めると、置換条件と時刻と費用が落ちます。流暢に短く言えたことより、聞き手がA案とB案を混同せず選べることを優先しましょう。

図では、完成文から三条件のメモを経て、別の短い言い方へ進んでも内容を残しています。このメモと発話の照合は、自分で行う練習です。サービスが自動で三条件を採点する機能ではありません。
Speakingでは、説明した後に「金曜の期限と両方の節、どちらが優先ですか」と尋ねるところまで使ってみます。相手の返答を聞いたら、次の節の確認文へつなげます。すでに職場で三条件を落とさず話せて、相手役の練習もできるなら、添削を追加しなくても取り組めます。
無料体験は題材の範囲で、一題を最後まで使う
通常コースは月額12,000円(税込)。Writing・Speakingの月内回数は無制限ですが、同時進行はWriting 3件、Speaking 1件までです。自分で書く時間から、添削の読み直し、音声練習、25分のSpeakingまでを予定に入れられるかで判断します。
2026年9月26日に確認した無料体験はWriting 3回・Speaking 1回です。最初に添削へ進んだ一題だけが添削閲覧とSpeakingの対象で、Web体験は登録アンケートから題材が自動選択されます。希望の追加依頼のテーマを選べない場合があるので、案内される題材で、意味を保って書き直し話せるかを試しましょう。
- 体験は期限なし・支払い情報不要・自動有料移行なし
- 有料登録後のカード・PayPalは原則毎月同日に自動更新
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- 継続しない場合、カード・PayPalの退会申請は次回支払日の前日までに完了する
- 手続きの不具合は2営業日前までに問い合わせる
- 申込後のキャンセル・返金や日割返金はできない
条件は公式料金、無料体験FAQ、継続・退会FAQで確認できます。コース全体を見たい方には、ベストティーチャーの料金・添削・受講の流れも参考になります。
選ばれた案の言い直しで条件を混ぜやすい方は、近い既存トピックを使える範囲から始め、添削を読んだ後にSpeakingで同じ意味を伝えられるか試しましょう。
相手の選択を言い直してから、変更内容を記録する
相手が「それでお願いします」と答えても、「それ」がA案全体を指すのか、金曜という日だけを指すのかは確かめたいところです。選んだ案の三条件を読み返し、相手の確認を受けてから記録します。
「金曜の案」を、作業と費用まで含む言葉へ戻す
次の対話では、相手がA案を選びました。金曜の期限だけを再確認せず、付録の置換と追加費用なしも読み返しています。
相手:Let’s go with the Friday option.
金曜の案でお願いします。
担当者:To confirm, we will replace the appendix with the regional breakdown and deliver by 5 p.m. JST on Friday, with no additional charge. Is that correct?
確認ですが、付録を地域別分析へ置き換え、追加費用なしで、金曜午後5時(日本時間)までに納品する形でよろしいですか?
相手:Yes, that’s correct.
はい、その内容で合っています。


もし相手が「付録も残ると思っていました」と返したら、確認が役立った場面です。先ほどの二案に戻り、付録も含むならB案になることを説明します。Aの金曜納品とBの全範囲を組み合わせて、存在しない案を記録しないようにします。

図では、案を選んだ後にも三条件の読み返しを置いています。確認への返答がない場合は未確認です。メールを送ったという自分の行動と、相手が内容を確認したという出来事を分けて記録します。
残すのは新しい約束だけでなく、何を外したか
変更記録には、元の範囲と、追加・削除した作業を並べます。完成物だけを見て「付録がない」と言われたときにも、なぜ外したのかが分かるためです。
この架空例の金曜を2026年10月2日、翌週火曜を10月6日とした場合、A案の確認後は次のように残せます。
| 記録する項目 | A案の確認後の例 |
|---|---|
| 元の範囲 | 全体傾向の分析+付録 |
| 追加・削除した作業 | 地域別分析を追加、付録を削除。全体傾向の分析は維持 |
| 納期 | 2026年10月2日17時JSTまで。元の納期を維持 |
| 費用変更 | 追加費用なし。元の合意額を維持 |
| 確認した相手 | 三条件を読み返した後に了承を得た担当者名と、確認日時・やり取りの場所 |
| 未決 | 三条件の追加の未決事項はなし。職場の変更承認手続きの完了は別に記録 |
実際の記録では「金曜」だけでなく、年月日と時間帯を明記します。また、顧客担当者との会話で確認できたことと、職場で必要な変更承認が完了したことは同じではありません。普段の管理経路へ記録を渡し、必要な承認を進めます。
- 相手の返答がまだの場合:確認した相手の欄を「了承済み」と埋めず、「三条件を送付、返答待ち」と残す
- チームから第三案の可否が返っていない場合:相手の希望と自社の承認済み条件を別々に記録しておく
別々に残しておけば、次の確認先が見えます。
提示できる案はあるのに確認や条件提示を英語にしにくい方は、無料体験で利用できる一題を使い、ベストティーチャーで自作文を添削からSpeakingへつなげられるか確かめてみてください。
最初の一文は、引き受ける約束より条件の確認にする
次に追加作業を頼まれたら、まず「合意範囲を確認してから日程をお返しします」と伝えてみましょう。追加と分かったら、範囲・納期・費用がそろった案を作り、相手が選んだ内容を確認して記録します。
- 地域別分析は元の合意に含むかを確認する。
- Aは付録を外して金曜・追加なし、Bは付録も残して火曜・追加200米ドルと示す。
- 金曜が優先でも、付録の置換を受け入れるかまで聞く。
- 選ばれた三条件を読み返し、相手の確認後に変更記録へ残す。

図の出発点は、即答できる英語表現を増やすことではなく、何を確かめてから答えるかを決めることです。案そのものが未定なら職場で調整し、案はあるのに英語で詰まるなら、自作文を直して話す練習へ進めます。
まず架空の追加依頼に二案を書き、条件を保った英文にする支援が必要なら、ベストティーチャーを検討してみてください。無料体験は案内された題材でWritingからSpeakingまで一題を使え、支払い情報不要・自動有料化なしです。通常コースで続ける場合は、月額12,000円(税込)と復習・受講の時間を合わせて選びましょう。
- 最初の返答は、引き受ける約束ではなく合意範囲の確認にする
- A案は置き換える作業、B案は新しい納期と追加費用まで一緒に伝える
- 提示案で足りないときは、第三案を約束せず返答時刻を伝える
- 選ばれた案は三条件を読み返し、相手の確認後に年月日つきで記録する
追加依頼には、範囲・納期・費用の三条件を落とさない英文で答えることが、関係と納期の両方を守る近道です。


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