TOEFL Complete the Wordsの解き方|品詞・語形・文脈で欠けた語を埋める

黒地に青系の光学モチーフと「欠けた語を見抜く」の文字を配したTOEFL iBT記事のサムネイル

TOEFL Readingの「Complete the Words」は、途中まで表示された単語の残りを当てる、スペル問題のように見えるかもしれません。

しかし、見えている文字から思いついた単語を入れるだけでは、安定しません。正解を決めるには、空所の品詞、必要な語形と綴り、段落の文脈を順に確認する必要があります。

Complete the Wordsの3段階チェック

  1. 品詞:この位置で、名詞・動詞・形容詞・副詞のどれが働くか
  2. 語形・綴り:語根に、どの接辞・屈折語尾を付けるか
  3. 文脈:完成した語が、文と段落の意味に合うか
文字の続きを当てる前に、「この単語は文中でどんな仕事をするか」を決めましょう。候補が一気に絞れます。

この記事では、ETSの公式説明とレッスンプランをもとに、3段階の解き方、語族と接辞の覚え方、例題の考え方、4種類の誤答診断、14日間の練習を整理します。

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この記事の執筆者 PRO
上智大学卒 英検1級保持
上智大学卒、言語学・英語教育専攻。在学中にアメリカ留学を経験、その後独学で英検1級取得。 現在は日本最大級のオンライン英語学習サービスを運営するIT企業でコンテンツ制作とマーケティングに従事。
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Complete the Wordsは「単語を思い出す」だけの問題ではない

ETSはComplete the Wordsを、短い文章の中で一部の文字が欠けた語を完成させるタスクとして案内しています。公式レッスンプランでは、短い段落に複数の不完全な語があり、品詞、意味、語根、接頭辞、接尾辞、文脈を使う練習が示されています。

つまり必要なのは、単語帳で見た綴りを再生する力だけではありません。

  • 空所前後の文法から、必要な品詞を予測する
  • 語根から、名詞・動詞・形容詞・副詞の形を作る
  • 時制、単複、比較、分詞などを文に合わせる
  • 段落の因果・対比・言い換えから、意味を確定する
  • 完成した後に全文を読み、文法と意味の両方を検算する
誤解しやすい点:最初の数文字に合う英単語が見つかっても、それだけでは正解になりません。文法的な形と、段落の意味が同時に成立する必要があります。

Reading全体の3タスクと時間の使い方は、TOEFLリーディング対策で確認できます。

一語ずつではなく、短い段落の意味を作り直す

不完全な語が複数あると、一つに時間をかけすぎるほど、段落全体を見失います。まず分かる語と文の骨格を取り、意味が強く制約される空所から完成させます。

たとえば、対比を示すhoweverの後に「前文とは反対の結果」が続くなら、候補語はその対比に合う必要があります。文法的に名詞が入っても、段落の論理と逆なら不適切です。

局所の文字、文の形、段落の流れを往復することが、Complete the Wordsの中心です。

最初に「品詞→語形・綴り→文脈」の3段階を覚える

Complete the Wordsを品詞、語形と綴り、文脈の順に解く3段階
文字の続きを考える前に、文中の役割を決めます。
段階 問うこと 見る手がかり
1 品詞 文中で何の仕事をするか 冠詞、助動詞、be動詞、修飾、並列
2 語形・綴り どの形へ変えるか 接辞、時制、単複、分詞、比較
3 文脈 その意味で段落が通るか 因果、対比、言い換え、例、コロケーション

この順序にすると、「何となく見覚えのある単語」を入れる癖を減らせます。品詞が決まれば候補の種類が絞れ、語形が決まれば文字列が絞れ、最後に文脈で一つを選べます。

速く解くことより、判断の順を固定する

練習の初期に時間だけを短くすると、最初の数文字から推測する癖が強くなります。まずは時間を外し、各空所で次の三文を言えるようにします。

  1. ここは前に冠詞があり、後ろにof句が続くので名詞
  2. 語根はexpandで、必要な名詞形はexpansion
  3. 都市が広がる文脈なので、意味も一致する

三文を短く言えるようになったら、同じ順序を頭の中で速く回します。

Step 1:空所の前後から品詞を決める

英語の語順には、品詞を予測する手がかりがあります。もちろん例外はありますが、候補を絞る最初の仮説としては有効です。

冠詞・所有格の後ろは、名詞を中心に考える

the、a、an、this、theirなどの後ろには、形容詞を挟むことはあっても、名詞句の中心が必要です。

The rapid expan____ of the city changed the surrounding farmland.
  • 品詞:the rapid ___ of の形なので名詞
  • 語形:expandの名詞形 expansion
  • 文脈:都市の拡大が農地を変えた、で意味が通る

rapidは形容詞で、その後ろの中心語を修飾しています。expandという動詞を思い出しても、そのまま入れるのではなく、名詞形へ変えます。

助動詞の後ろは、動詞の原形を考える

can、may、must、willなどの助動詞の後ろには、動詞の原形が続きます。

Some plants can sur____ for months with very little water.
  • 品詞:canの直後なので動詞の原形
  • 語形:survive
  • 文脈:少量の水で数か月生存できる

ここでsurvivalを知っていても、can survivalとはできません。意味の近さより、文中で必要な形が優先されます。

be動詞の後ろは、補語・進行形・受動態を分ける

be動詞の後ろに語が欠けている場合、「形容詞が入る」とだけ覚えると不十分です。

  • The result is significant.:形容詞の補語
  • The temperature is rising.:進行形
  • The sample was collected.:受動態

後ろに目的語が続くか、by句があるか、文が状態を述べるかを見ます。語尾の-ing、-ed、形容詞の接尾辞を区別してください。

名詞の前と形容詞の前では、修飾語が違う

形容詞は名詞を、副詞は動詞・形容詞・別の副詞や文全体を修飾します。

The two methods are fundamen____ different.

differentは形容詞です。その程度・あり方を修飾するので、必要なのは形容詞fundamentalではなく、副詞fundamentallyです。

「-lyが見えたら副詞」と逆向きに覚えるだけでは足りません。まず、後ろのdifferentを何が修飾するかを考えます。

and・or・butの並列は、形をそろえる

等位接続詞で結ばれる要素は、同じ役割・似た形になることが多くあります。

  • to collect, organize, and analyze data
  • a simple but effective method
  • slowly and carefully

空所の反対側にある要素は、品詞を決める強い手がかりです。ただし、意味上の並列関係も確認します。

冠詞・助動詞・修飾・並列。この4か所を見るだけでも、候補を「意味の似た全単語」から「必要な品詞」へ絞れます。

Step 2:語根・接辞・語族から語形を作る

品詞が決まったら、知っている語を必要な形へ変えます。一語を一つの綴りとして覚えるより、語族で整理すると応用しやすくなります。

語根を中心に名詞、動詞、形容詞、副詞と接辞を整理する語族の図
語根と、品詞別の語尾を結び付けると、初見に近い語も推測しやすくなります。

語族は4列で記録する

動詞 名詞 形容詞 副詞
decide decision decisive decisively
vary variation / variety various / variable variously
respond response responsive responsively
signify significance significant significantly

表は、すべてを一度に暗記するためのものではありません。誤答した語を中心に、「この文ではどの列が必要だったか」を記録するために使います。

よく出る接尾辞は「意味+品詞」で覚える

接尾辞 主な品詞・働き
-tion / -sion 動作・結果を表す名詞 creation, expansion
-ment 状態・結果を表す名詞 development
-ive / -al / -ous 性質を表す形容詞 effective, natural, various
-ize / -ify 「〜にする」という動詞 organize, simplify
-ly 主に副詞を作る rapidly, carefully

接尾辞には例外があり、-lyで終わるfriendlyのような形容詞もあります。語尾だけで機械的に決めず、文中の役割と辞書で確認します。

接頭辞は、段落の向きを変える

un-、in-、im-、dis-は否定や反対、re-は再び、pre-は前、inter-は間、sub-は下・下位などの意味を加えます。

文法的な品詞が合っていても、接頭辞を取り違えると、段落の結論が逆になってしまいます。

The first explanation seemed reasonable. Later evidence, however, made it un____.

howeverとlater evidenceが、最初の評価を反転させています。reasonableの反対方向を作るunreasonableが、文脈に合います。

屈折語尾は、文全体との一致で決める

派生語だけでなく、時制・三単現、複数、所有格、比較、分詞も確認します。

  • 主語が三人称単数・現在なら、動詞の-s
  • 過去の出来事なら、-ed形や不規則過去形
  • 数詞やmanyの後ろなら、複数形
  • thanがあるなら、比較級の可能性
  • 受動の意味なら、過去分詞

語根が分かっても、文へ合わせる最後の一文字・数文字を落とすと完成しません。とくに-s、-ed、-ingは、音読だけでなく、書いて確認します。

綴りの変化は「変化した場所」を記録する

語形変化では、単純に語尾を足せないことがあります。

  • decide → decision:語尾が置き換わる
  • vary → variation:yをそのまま残さない
  • permit → permitted:子音字を重ねる
  • rely → reliable:語族で綴りを確認する

間違えたときは、正解語を10回写すより、「語根のどこが変わったか」を一度色分けし、翌日に見ずに一回再現します。

Step 3:段落の意味とつながりで最終確認する

品詞と語形が合っても、候補が複数残ることがあります。最後は、段落がどの方向へ進んでいるかを見ます。

因果・対比・言い換え・具体例を目印にする

関係 主な目印 候補へ与える制約
因果 because, therefore, as a result 原因と結果がつながる意味
対比 however, although, unlike 前後で方向が変わる意味
言い換え in other words, that is 前文と近い意味
具体例 for example, such as 一般論を具体化する意味

接続表現が明示されない場合もあります。二文目が一文目の理由・結果・例のどれかを考え、意味の関係を一語でメモします。

コロケーションで、自然な組み合わせを確認する

英語には、意味が近くても、よく一緒に使われる語の組み合わせがあります。

  • conduct research
  • reach a conclusion
  • play a significant role
  • strong evidence
  • highly effective

文法的に可能な候補が二つ残ったとき、周囲の語との自然な結び付きが決め手になります。ただし、コロケーションだけを丸暗記せず、段落の意味も同時に確認します。

代名詞・指示語が何を受けるかを見る

it、they、this、these、suchなどが後続の文にあれば、完成した語が何を指すか、単複が合うかを確認します。

たとえば、空所で複数のmethodsを完成させた後にtheyが続くなら、整合します。単数名詞を入れる候補は、文法上は空所に入っても、後続の文とのつながりを壊します。

完成した直後に一文だけで満足せず、前後を通読します。文法の正解を、段落の正解へ仕上げる工程です。

例題では「正解」より、3段階の判断ログを残す

正解を見て納得するだけでは、別の語へ応用しにくくなります。解説には、品詞・語形・文脈を一行ずつ残します。

例題1:名詞を作る

The rapid expan____ of the city changed the surrounding farmland.

  • 品詞:the rapid ___ of → 名詞
  • 語形:expand → expansion
  • 文脈:都市の拡大が農地を変えた
  • 正解:expansion

誤答のexpandは動詞、expansiveは形容詞です。意味が関連していても、この位置では名詞が必要です。

例題2:動詞の原形を選ぶ

Some plants can sur____ for months with very little water.

  • 品詞:canの後ろ → 動詞の原形
  • 語形:survive
  • 文脈:少量の水でも生存する
  • 正解:survive

survivalは名詞です。知っている長い語を優先せず、助動詞の後ろという文法の手がかりを先に使います。

例題3:副詞で形容詞を修飾する

The two methods are fundamen____ different.

  • 品詞:differentを修飾 → 副詞
  • 語形:fundamental → fundamentally
  • 文脈:二つの方法は根本的に異なる
  • 正解:fundamentally

fundamentalも意味は近いのですが、形容詞differentを直接修飾する位置では、副詞形が必要です。

例題4:対比から否定の方向を選ぶ

The first explanation seemed reasonable. Later evidence, however, made it unrea____.

  • 品詞:made it ___ → 目的格補語の形容詞
  • 語形:un- + reasonable
  • 文脈:howeverで評価が反転
  • 正解:unreasonable

この例では、品詞だけならreasonableも候補ですが、howeverとlater evidenceが反対方向を要求します。文脈まで見て、初めて確定します。

例題を復習するときの3問

  1. 正解語を隠して、必要な品詞を言えるか
  2. 語根から、正しい語形を綴れるか
  3. 前後のどの表現が意味を決めたか、指せるか

誤答を4種類に分けると、復習が短くなる

「単語を間違えた」と一括りにすると、すべて単語帳へ戻ることになってしまいます。誤答の原因を分けると、翌日の練習を小さくできます。

Complete the Wordsの誤答を品詞、語形、綴り、文脈の4種類に分ける図
誤答の種類に合わせて、翌日の練習を変えます。
エラー 症状 翌日の練習
品詞 意味は近いが、名詞・動詞などが違う 空所前後だけで品詞を10問判定
語形 語根は分かるが、接辞・時制・単複が違う 誤答語の語族を4列で再現
綴り 必要語は分かるが、文字を落とす・重ねる 変化部分を見てから、隠して一回書く
文脈 文法は合うが、因果・対比と意味が合わない 前後関係を一語で要約して候補比較

一問に、原因を一つだけ付ける

複数の原因があるように見えても、最初に判断を誤った場所を主な原因にします。品詞を決めずに語を当て、その後で綴りも誤ったなら、まず品詞エラーです。

ログは、次の5項目で十分です。

  • 不完全な語を含む一文
  • 自分の回答
  • 正解
  • 主な原因:品詞・語形・綴り・文脈
  • 次回の一行ルール
一行ルールの例:「助動詞の後ろでは、意味を考える前に動詞の原形と声に出す」「howeverを見たら、前文と同方向か逆方向かを確認する」

正解しても、根拠を言えなければ復習候補にする

最初の文字から偶然当たった問題は、別の文章で再現できないことがあります。正解・不正解に加えて、根拠を説明できたかを記録します。

  • 正解+3段階を説明できる → 習得
  • 正解+推測だった → 隠れた弱点
  • 不正解+品詞は合った → 語形・文脈を確認
  • 不正解+品詞から迷った → 文法の手がかりへ戻る

初見の語に出会ったときは、知っている部分から仮説を作る

Complete the Wordsでは、完成形を一度も覚えたことがないように感じる語に出会うことがあります。そのとき、すぐに諦めたり、最初の文字だけで当てたりする必要はありません。

完全な意味が分からなくても、品詞・語根・接辞・段落の方向から「入る形」を絞ることはできます。

まず、完成後の品詞だけを確定する

意味が分からない語でも、the ___ of、can ___、a ___ method、changed ___ のような枠から、品詞を予測できます。

品詞を決めると、少なくとも次の誤りを避けられます。

  • 助動詞の後ろへ名詞を入れる
  • 名詞を修飾する位置へ副詞を入れる
  • 形容詞を修飾する位置へ形容詞を重ねる
  • 並列された要素と異なる形を入れる

意味を完全に知らないからといって、文法の手がかりまで使えないわけではありません。

次に、見えている語根と接辞を分ける

たとえばunpredictableを完全な一語として知らなくても、un-、predict、-ableに分ければ、「予測できる」に否定が付いた形容詞だと仮説を立てられます。

部分 見る役割 仮説
接頭辞 意味の方向 否定、反復、前後、程度など
語根 中心の意味 知っている関連語と結び付ける
接尾辞 品詞・働き 名詞、動詞、形容詞、副詞の候補
屈折語尾 文との一致 時制、単複、比較、分詞

仮説ができたら、前後の文へ戻り、肯定・否定、因果・対比が合うかを確認します。

知らない専門語と、完成すべき一般語を区別する

学術的な段落には、固有の専門語が含まれることがあります。すべての専門語を理解しようとすると、完成すべき語に使う時間が減ってしまいます。

次のように分けてください。

  • 繰り返し登場し、段落の主題になっている専門語 → 大まかな役割を取る
  • 定義・例が続く専門語 → 周囲から暫定的な意味を作る
  • 空所前後の一般学術語 → 品詞・語族・文脈で正確に完成する
  • 理解に影響しない名称 → 発音や完全な訳に固執しない
判断の目安:その語の完全な訳がなくても、誰が何をして、結果がどうなったかを説明できるなら、段落の理解を先へ進められます。

迷った候補は、文法と意味の二列で落とす

候補が二つ残ったら、頭の中だけで比較せず、練習中は二列にします。

候補 文法的に入るか 段落の意味に合うか
候補A 品詞・語形を確認 因果・対比・指示関係を確認
候補B 品詞・語形を確認 因果・対比・指示関係を確認

文法で一つを落とせるなら、文脈の比較は不要です。両方が文法的に入る場合だけ、段落の関係とコロケーションで選びます。この順番が、迷いを短くします。

未知語でも、0点か100点かではありません。分かる品詞、語根、接辞、論理関係を集めて、最も矛盾の少ない形を選びます。

復習で辞書を引くときは、訳語だけで閉じない

辞書では、日本語訳だけでなく、品詞、発音、語形変化、よく一緒に使う語、短い用例を確認します。Complete the Wordsに直接効くのは、「何を意味するか」だけでなく、「文のどこへ、どの形で入るか」という情報だからです。

一語を調べる5項目

  1. 今回の文で使われた意味
  2. 必要だった品詞
  3. 同じ語根の代表的な語族
  4. 綴りが変化する箇所
  5. 本文と異なる短い用例を一つ

用例はそのまま暗記せず、主語や目的語を一つ変えて、自分で文を作ります。たとえばsignificantly increasedを確認したら、significantly decreasedやsignificantly differentでも、副詞が何を修飾するかを説明します。

一度の復習で全語義を覚える必要はありません。今回の誤答を直す情報だけを取り、翌日に品詞と語形を見ずに再現します。記録が長くなりすぎるときは、訳語より「形を決めた手がかり」を優先してください。週末には、同じ接辞や品詞でまとめた語をシャッフルし、元の問題順に頼らず判断できるか確かめます。答えを覚えているだけなら、別の短文へ入れ替えて再テストします。新しい文でも理由まで説明できれば、判断規則が身に付いた証拠です。結果は毎回、日付と一緒に必ず短く残してください。

14日で、3段階チェックを自動化する

練習では、品詞、語形成、文脈を一度に速くしようとしません。前半で判断を分け、後半で統合します。

日程 重点 行うこと
Days 1–3 品詞 空所前後から品詞だけを判定し、根拠語へ線を引く
Days 4–6 語族・接辞 誤答語を4列で整理し、翌日見ずに再現
Day 7 混合確認 初見の段落で3段階ログを取り、4エラーへ分類
Days 8–10 文脈 因果・対比・言い換え・例を一語でメモ
Days 11–12 時間付き 判断の順を崩さず、所要時間と確信度を記録
Days 13–14 再テスト 同じ原因を含む別の段落で再発を確認

時間を測るのは、正確な順序ができてから

最初の一週間は、説明できることを優先します。Day 11から、品詞→語形→文脈の順序を保ったまま、時間を測ります。

短くなった時間だけでなく、次も見ます。

  • 推測で当たった語が減ったか
  • 品詞エラーが、別の語でも減ったか
  • 綴り直しの回数が減ったか
  • 完成後の通読で、不自然さに気付けたか
2週間で覚えるのは全単語ではなく、判断の順番です。初めて見る語でも使える手順を残しましょう。

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どの教材やツールを使うかは、4エラーのどこが多いかで決めます。

状態 次の選択 理由
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文字がすべて見えても、文を理解できない 基礎語彙・文法 不完全語以前に、文の骨格と意味が不足
未知語が大半で、語根も分からない 頻出語彙と語族 候補を作る材料が不足
品詞だけを繰り返し誤る 品詞・語順の短文練習 問題量より、判断規則が必要
計画を作っても学習を続けられない 独学ロードマップを見直す タスク知識でなく、学習管理の課題

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基礎が足りないなら、問題数を増やす前に短文へ戻る

文字がすべて表示された完成文でも、主語・動詞・修飾関係が取れないなら、穴埋め形式の反復だけでは改善しにくい状態です。

誤答した一文を使い、次の順で戻ります。

  1. 主語と動詞を見つける
  2. 修飾語がどこへ掛かるか、線で結ぶ
  3. 未知語を語根と接辞に分ける
  4. 日本語で一文の意味を説明する
  5. 翌日に、英語の語形を再現する

TOEFL全体の学習順を立て直すなら、TOEFL独学ロードマップを使い、Readingだけに時間を寄せすぎていないかも確認します。

Complete the Wordsのよくある質問

段落を全部読んでから空所を埋めますか?

最初に一度、分かる範囲で段落の話題と流れを取ります。その後、品詞と語形が明確な空所から埋め、完成するたびに段落の意味を更新します。最初から全部の空所を無視して精読するより、局所と全体を往復します。

見えている文字から単語を推測してはいけませんか?

文字は重要な手がかりです。ただし、最初の手がかりに固定しません。文字から候補を作ったら、品詞、語形、文脈の三つを通して確定します。文字だけで選ぶことが危険なのです。

スペルを何回も書けば対策になりますか?

必要な語は分かるのに、綴りだけを誤る場合には役立ちます。ただし、品詞や文脈のエラーまで書き取りで直そうとすると遠回りです。綴りのエラーに絞り、変化部分を確認して、翌日に一回再現します。

語彙力だけで解けますか?

語彙は必要ですが、それだけでは不十分です。知っている語でも、名詞・形容詞・副詞の形を間違えたり、段落の対比に合わない意味を選んだりします。語彙を、品詞・語族・文脈と結び付けて使います。

接辞は一覧を丸暗記すべきですか?

最初から長い一覧を覚えるより、誤答した語を語根と接辞に分け、同じ接辞を持つ2〜3語へ広げるほうが、文脈と結び付きます。接辞には例外もあるため、辞書で品詞と用例を確認します。

本番の出題数や配点をどう考えればよいですか?

試験仕様は更新されることがあります。ETSの最新画面と受験者向けの案内を優先してください。非公式な一問当たりの配点をもとに「このタスクだけで何点」と断定せず、Reading全体の正確さと、適応する判断手順を育てます。

まとめ:単語を当てず、品詞・語形・文脈で確定する

Complete the Wordsは、途中まで見えた語の続きを思い出すだけの問題ではありません。

語形を復元できても、学術段落の主張・根拠・推論を追う力は、別に確認が必要です。TOEFL Read an Academic Passage対策では、短い学術文を4層の地図で読む手順を解説しています。

解答と復習の順番

  1. 品詞:冠詞・助動詞・修飾・並列から、文中の仕事を決める
  2. 語形・綴り:語根、接辞、時制、単複を文に合わせる
  3. 文脈:因果・対比・言い換え・例と意味が合うか確認する
  4. 誤答診断:品詞・語形・綴り・文脈の一つへ分類する
  5. 再テスト:翌日、同じ原因を含む別の文で再現する

形式に慣れるだけでなく、なぜその語になるかを説明できる状態を目指してください。見出しの三語「品詞→語形→文脈」を毎問たどれば、初めて見る段落にも使える解法になります。

試験全体から位置付けを確認したい人は、TOEFL iBTとは何かを解説した全体像へ進んでください。

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